eサロッド

サロードはインドの伝統的な弦楽器で、通常は木製のボディに金属の指板と羊または山羊の皮が特徴です。他の楽器とは異なり、サロードのネックとボディは 1 枚の厚い木材から削り出されており、独特の形をしています。また、主旋律弦が 4 本、持続音を維持するための開放弦が 6 本、共鳴弦が 15 本あります。

沖縄でコウサカワタルによって設計された E-Sarod は、伝統的なサロッドを改良したものです。彼は2人の職人と協力して、革をサウンドホールにイタリアのロゼッタで装飾されたスプルースボードに交換し、アンダーサドルピックアップを追加し、大きな木製ペグをギターペグに変更する事でヘッドを短くリシェイプしました。また、追加されたD弦から醸し出される低音も大きな特徴です。

E-Sarod の演奏技法は、伝統的な楽器の演奏技法とはかなり異なります。通常、サロッドはココナッツ シェルのピックで演奏されますが、E-サロッドは指の爪で弾くことを意図しており、親指のスラップ テクニックを使用して強力なベース サウンドを作成します。二胡弓でも演奏されます。 E-Sarod の電気化により、ループで演奏できるようになり、弾いた音と弓で弾いた音の両方のメロディーがハーモニーとなり、響き渡ります。

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Photo by Taniguchi Masahiko